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バイヤーが実際に使える、輸出向け商品カタログの作り方

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サプライヤーを比較している輸入業者は、ただ眺めているわけではありません。商品が自社の市場、顧客、物流に合うかを確認しています。良い輸出向けカタログは、聞かれる前にその疑問に答えます。

輸出向けカタログの目的

小売のカタログは、商品を実際に使う人に販売するためのものです。輸出向けカタログは、プロのバイヤーが輸入するかどうかを判断するためのものです。仕様を満たしているか、どう梱包・出荷されるか、到着までの総コストはいくらか、確実に納品してくれる相手か。そのため載せる内容が変わります。イメージ写真やキャッチコピーの重要性は下がり、数字の重要性が上がります。

バイヤーが最初に確認する項目

項目バイヤーが必要とする理由例
商品名と等級自社の仕様と照合するためカシューナッツ W320
HSコード関税と輸入規則を確認するため0801.32
原産地関税、ラベル表示、顧客の好みベトナム
仕様品質と法令順守水分 最大5%、割れ 最大5%
包装倉庫保管と再販真空パックをカートンに梱包
カートンあたりの入数、カートンサイズ、重量輸送費と荷役費1カートンあたり正味22.68kg
コンテナ積載1単位あたりの到着コスト40フィートドライ、バラ積み、カートン数
MOQトライアル注文が可能かどうか1パレット、または20フィートコンテナ1本
価格とインコタームズ同じ条件でオファーを比較するため1kgあたりUSD 7.60、FOBホーチミン
証明書市場参入と小売業者の要件有機、HACCP、ハラール、コーシャ
賞味期限と保管方法計画と在庫の回転12か月、冷暗所
リードタイム前もって発注するため確定から3〜4週間

例はあくまで説明用です。自社の業界で標準となっている事実と単位を使ってください。

仕様の書き方

カタログで最もあいまいになりがちなのが仕様です。「最高品質」ではバイヤーに何も伝わりません。「水分 最大6%、アフラトキシンはEU基準内、異物 最大0.1%」なら伝わります。いくつかの原則があります。

  • 業界の等級表記を使う。カシューナッツなら粒数、アーモンドなら1オンスあたりのサイズ、パプリカならASTAカラー値、コーヒーならスクリーンサイズ。
  • 形容詞ではなく基準値を示す。検査機関が確認できる上限値と下限値。
  • 項目名を商品間で統一し、バイヤーが比較できるようにする。ある商品では「Moisture」、別の商品では「Humidity」や「Water content」とせず、常に「Moisture」とする。
  • 標準品と対応可能な内容を分ける。「標準:25kg袋。対応可能:10kgカートン、プライベートブランド」。

価格、インコタームズ、有効期限

インコタームズと場所のない価格は比較できません。「1kgあたりUSD 6.40」は、工場渡しの意味にも、バイヤーの倉庫までの持込渡しの意味にもなりえます。必ず次の点を明記してください。

  • インコタームズの規則と指定地(例:FOB Oakland、CIF Jebel Ali)、および版(インコタームズ2020)。
  • 通貨。
  • 価格の有効期間。相場が動く一次産品では特に重要です。
  • 数量による価格の段階。

価格の変動が激しくて印刷できない場合は、「価格は要問い合わせ」とし、問い合わせごとに見積もります。バイヤーはこれを理解しています。むしろ、まだ出回っているPDFに前シーズンの価格が載っているほうを嫌がります。

写真

  • 出荷時の状態の商品を見せます:中身、袋、カートン、パレット。
  • 色や大きさを正しく判断できるよう、無地の背景と十分な明るさで撮影します。
  • 等級が見た目でわかる商品は、サイズ、色、割れが見えるクローズアップも載せます。
  • できるだけ自社で撮影した写真を使います。素材写真だと、バイヤーは実際に何が届くのか不安になります。

PDFかオンラインカタログか

PDFカタログオンラインカタログまたは商品シート
更新毎回新しいファイルが必要で、古い版が出回り続ける一度更新すれば、リンクは常に最新版を表示
送付添付ファイル。容量が大きくなりがちリンクまたはQRコード
スマートフォンでの閲覧拡大・縮小が必要画面に合わせた設計
閲覧されたかの確認できない閲覧数で確認できることが多い
オフライン・印刷可能PDFも書き出せるものが最適

多くの輸出企業には両方が必要です。送るためのリンクと、記録用や自社の顧客向けにファイルを求めるバイヤーのためのPDFです。

最新の状態に保つ

  • 商品ごとにマスターデータを1つ持ち、すべてのカタログ、価格表、見積書をそこから作ります。
  • 全員向けのカタログを1つにせず、市場や季節ごとに別の版を作ります。
  • すべての版に発行日または有効期限を入れます。
  • 証明書の有効期限を確認し、切れる前に差し替えます。
  • 転送されたくない価格表には、ツールが対応していれば有効期限やPINを設定します。

チェックリスト

  • すべての商品に、等級または品種を含む名称、HSコード、原産地がある。
  • 仕様は測定可能な基準値と統一された項目名で書かれている。
  • 梱包、カートン重量、MOQが記載されている。
  • 価格を載せる場合は、インコタームズ、場所、通貨、有効期限がある。
  • 証明書が添付され、有効期限内である。
  • 写真に実際の商品と梱包が写っている。
  • すべてのページに会社名、住所、連絡先がある。
  • スマートフォンで読みやすい。

Abanroで行う方法

Abanroでは、HSコード、原産地、重量、梱包、カートンあたりの入数、カートンサイズ、MOQ、仕様、有効期限付きの証明書、写真、価格と標準のインコタームズ、コンテナへの積載方法を、商品ごとに一度だけ登録します。それらの商品から、シーズンや市場ごとの製品シートを作成します。リンク、QRコード、PDFで共有でき、そのシート用の価格を設定するか「価格は要問い合わせ」と表示し、PINや有効期限を付け、バイヤーの閲覧回数を確認できます。同じ商品データは見積書、インボイス、パッキングリストにも反映されます。

よくあるご質問

輸出向けカタログに価格を載せるべきですか?

市場や価格の変動頻度によります。多くの輸出企業は、価格なし、または「価格は要問い合わせ」としたカタログを送り、バイヤーごとの数量、インコタームズ、港に合わせて個別に見積もります。価格を載せる場合は、インコタームズ、場所、通貨、有効期限を明記してください。

商品カタログと価格表の違いは何ですか?

カタログは、仕様、梱包、証明書、写真など、販売する商品を説明するものです。価格表は、特定のインコタームズと期間での価格を加えたものです。オンラインの商品シートなら両方の役割を果たせ、価格は選んだバイヤーにだけ表示できます。

HSコードはどこまで詳しく書くべきですか?

最初の6桁は国際的に共通で、各国は自国の関税率表のためにさらに桁を追加します。少なくとも6桁のコードを記載し、輸出に使っている完全なコードがあればそれも記載してください。バイヤーが自国の関税率表で関税を確認できます。

カタログを、どこでも開ける製品シートに。

リンク、QRコード、PDFで共有でき、価格は必要な場合にだけ表示できます。

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