返信につながる、輸入業者への新規営業メールの書き方
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多くの輸入業者は、読み切れないほどのサプライヤーからのメールを受け取っています。返信をもらえるのは、短く、相手に合わせた内容で、次のステップに進みやすいメールです。その書き方と、しつこくならないフォローアップの方法を紹介します。
適切な輸入業者を見つける
良いメールより、良いリストのほうが重要です。自社が販売する商品をすでに仕入れている、対応可能な市場の企業に連絡します。主な情報源は次のとおりです。
- 展示会の出展者リストと来場者リスト(自社の業界の展示会)。
- 業界名簿や業界団体の会員リスト(ターゲット市場のもの)。
- 輸入データサービス。HSコードから、どの企業が自社の商品を輸入しているかがわかります。
- 貿易振興機関や大使館。バイヤーリストを公開したり、バイヤーとの商談会を開いたりしていることがよくあります。
- 企業のウェブサイトやLinkedIn。自社のカテゴリーを担当する購買担当者を探します。できるだけinfo@のような汎用アドレスは避けてください。
企業ごとに、なぜ相手に合うのかをメモしておきます。ベトナムからカシューナッツを輸入している、ドイツのベーカリーに納入している、シアル(SIAL)に出展していた、などです。このメモがメールの1行目になります。
まずメールボックスを整える
- 無料のアドレスではなく、自社ドメインから送信します。
- ドメインにSPF、DKIM、DMARCを設定します。手順はメールサービスのヘルプページに載っており、半日ほどで終わります。
- 送信者名には実在する担当者の名前を使い、署名に会社名、ウェブサイト、電話番号またはWhatsAppを入れます。
- 大量に送る予定なら、1つのメールボックスにすべてを集中させず、複数の同僚のメールボックスに分散させます。
- 少ない数から始め、数週間かけて送信数を増やします。
輸入業者が最初のメールで確認すること
メールを読む輸入業者は、「関係のある内容か」「信頼できるサプライヤーか」「返信する価値があるか」を考えています。これらに数行で答えてください。
- 商品を正確に。「高品質のナッツ」ではなく、「カシューナッツ W320・W240」のように書きます。
- 原産地と自社の立場。生産者、加工業者、商社のいずれか、そしてどこから出荷するか。
- なぜ相手なのか。相手の事業を理解していることが伝わる1文。
- 裏付け。相手の市場で重視される認証、すでに出荷している市場、供給能力。
- 次のステップを1つ。1行で答えられる質問。
件名
気の利いた件名より、平易で具体的な件名のほうが効果的です。バイヤーが開く前に、何についてのメールかわかるようにします。英文の件名の例は次のとおりです。
- 「Cashew kernels W320 from Vietnam for [Company]」
- 「[Product] supplier: [certification], [origin]」
- 「Question about your [product] sourcing for [season]」
- 「Following our meeting at [Show]」
件名では大文字だけの表記、感嘆符、「offer」や「best price」のような語は避けてください。人にもフィルターにも迷惑メールのように見えます。
最初のメール
Hi [First name], I saw that [Company] [imports / distributes / supplies] [category] in [market]. [The detail that told you so.] We're [producer / processor / exporter] of [product] in [origin], shipping to [markets] with [certifications]. Our range, with specifications, packing and MOQ, is here: [product sheet link] Would it be useful if I sent a price for [product] [Incoterm] [their port]? Best regards, [Name] [Title], [Company] · [website] · [phone / WhatsApp]
フォローアップのスケジュールとテンプレート
返信の多くは、最初のメールではなくフォローアップの後に届きます。バイヤーが経緯を確認できるよう、フォローアップは同じスレッドで送り、毎回新しい情報を加えます。
| ステップ | 時期 | 加える内容 |
|---|---|---|
| 1 | 0日目 | 最初のメール |
| 2 | 3〜4日後 | 新しい事実を1つ添えた短い催促 |
| 3 | その約1週間後 | 別の切り口:証明書、サンプルの提案、収穫や季節の最新情報 |
| 4 | その約2週間後 | 丁寧な最後のメッセージ |
Hi [First name], a quick follow-up. We have [new crop / stock] of [product] available from [month]. If you're sourcing for [season], I can send a sample or a price for your port.
Hi [First name], in case it's useful: our [certification] certificate and full specification for [product] are on our product sheet here: [link]. Who at [Company] would be the right person to speak to about [category]?
Hi [First name], I'll stop here so I don't crowd your inbox. If [product] becomes relevant, just reply to this email and I'll quote the same day.
返信があった相手、停止を求めた相手、アドレスが不達になった相手には、シーケンスを止めてください。
避けるべきこと
- 最初のメールへの添付ファイル。迷惑メールと判定されやすくなり、知らない相手からのファイルを開かないバイヤーも多くいます。リンクを送ってください。
- 「Dear Sir/Madam」。担当者の名前を探してください。見つからない場合は役割宛てに書きます。例:「Hi, I'm writing to whoever buys dried fruit at [Company]」。
- 1通のメールに多数の宛先。バイヤーごとに個別のメールを送ります。
- 長い会社の沿革。自社の紹介は1行で十分です。
- 一度に複数の質問。質問は1つにします。
ルールと同意
一方的に送る営業メールに関するルールは国によって異なります。送信者を明示し、配信停止を簡単にすればB2Bの営業連絡を認める国もあれば、欧州の一部やカナダのように、同意についてより厳しい条件を設ける国もあります。送信先の国のルールを確認し、会社の情報を記載し、停止を求められたら連絡をやめてください。このガイドは法的助言ではありません。
効果の測り方
開封数ではなく返信数を追ってください。多くのメールアプリが画像をブロックしたり事前に読み込んだりするため、開封のトラッキングは当てになりません。リストや市場ごとに、配信できた件数、返信したバイヤーの数、価格やサンプルを求めた数を記録します。件名、1行目、提案内容など、変えるのは一度に1つだけにして比較します。
Abanroで行う方法
GmailまたはGoogle WorkspaceのアカウントをAbanroに接続し、タグや国でバイヤーを選ぶか、アドレスの一覧を貼り付けて、最初のメールとフォローアップを一度だけ書きます。Abanroは、設定した時間帯とタイムゾーンの範囲内で、各メールボックスの1日の上限を守りながら同じスレッドで送信し、不達のアドレスを除外します。Abanroは受信トレイを読まないため、バイヤーから返信があったら、結果画面からその相手のシーケンスを停止してください。メールシーケンスの詳細。